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写真の中の被写体などを切り抜かず簡単に移動させる方法

写真を撮っている中で、被写体が固定、もしくは活動的な写真(生き物や自然など、ほぼカメラマンがコントロールできないもの)といった時、被写体も写真としての条件(明暗や色など)も悪くないけど

『構図的に被写体の配置がもう少しこっちだったらよかったのに!』
もしくは
『あとから見たらもうちょっとこっちにしたい!』

ということ、あります。
そうでなくても仕事だと、これここにいらないんだけど、とか、これもうちょっとこっちがいいんだけど、とか言われることは普通にあります。
トリミングするとか、背景が単純なら切り抜いてちょっと動かす、などで済むこともあります、が。

 

たとえばこの鳥の写真。
鳥の後ろ姿が可愛らしく、このままで十分問題なさそうですが

本当は自分としてはもう少し右にいてほしかったけど色々な都合上、こうなった。
もしくは向かって左側に文章等をいれるので右に寄せたい。

となったとします。

鳥を切り抜くにしても鳥と背景の色も近いし影もあるし水に浸かってるあたりがよくわからず判断が難しい…
コピーして動かせたとしても、背景との馴染ませ方は?そして残った鳥はどうする?
トリミングするにも鳥を端にくるように切ったら画像サイズが小さくなりすぎるし鳥の比率が大きくなってしまう…等
簡単そうにみえて意外と手間があったりします。

そこで、写真内の一部分(被写体)をとても簡単に移動させる方法をご紹介します!

ツールを使えば簡単に被写体を移動できる


先ほどのこの鳥の写真を使用していきます。
現在いる位置から、向かって右方面に鳥を移動させたいと思います。

使用するのはこちらのツール

修復ブラシツールのうちの一つ『コンテンツに応じた移動ツール』です。
ツール名がそのままなので、比較的簡単で覚えやすいと思います。

選択した対象を移動させた上で、ほぼ自動で移動先の背景とある程度馴染ませてくれる上に
選択した対象が元々あった場所は、その周辺の情報をもって再構築してくれます。

文章で説明するとわかりにくいかもしれないですが、実際にやってみたらすぐわかると思いますので実際にやってみます。

大まかに選択して移動させるだけ


まず動かしたい鳥をざっくりと選択していきます。
この時、完全に鳥や陰に沿ってる必要はなくざっくりでかまわないのですが
余白を大きく取りすぎるとそれはそれで背景に馴染ませる範囲がややこしくなり手間が増える場合があるので
動かす対象+少しだけ背景を残して周辺を囲んでいきます。

囲めたらその選択範囲をドラッグ

移動させたい場所までもってきてドロップ

すると

このように選択して動かすだけで移動し、元あった場所は周りの背景と同じようになりました。
切り抜く必要も、影を付け直す必要もないです。

少しだけひと手間を加える


場所等によってはこのように、少しだけ馴染ませきれない部分が出てきたりするので


他の修復系のツールで馴染ませたりぼかしたりします。
(修復ブラシツールやパッチツールを使いました。)

一通り終わったものがこちらです。

基本的な手順としては 選択→動かす(→必要があれば補正) これだけです。

どれぐらい周りに合わせて適応するかの度合いを調整することが出来ますが
基本は中間にしておいて、違和感が出た場合強くするか弱くするかを判断してみたらよいのではないかと思います。
(これに関してはPhotoshopのバージョンによっても変わる可能性がありますので、ご自身が使用しているPhotoshopで確認して頂ければと思います。)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
作業の手順自体は単純かつ手軽で、比較的初心者の方でも手が出しやすいのではないかと思います。
もちろん、背景の複雑さ動かす先の条件、動かす必要のある対象によっても結果等は変わってくるかもしれません。
上手くいかない場合は選択の仕方や適応する度合いを調整して何度かチャレンジしてみてください。
参考になれば幸いです。

 

 

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