【生き残るコツは3つだけ】Instagramリール攻略!ショート動画の必勝法と企業運用ポイント

目次
Instagramのショート動画で重要となるリールとは?

Instagramストーリーズとの違い
Instagramには、リールと似た「ストーリーズ」という機能があります。ストーリーズは、投稿24時間で消える点とプロフィールをタップした人しか視聴できません。そのため、拡散力は小さく、主にフォロワー同士のカジュアルな単発動画としての位置づけになります。TikTokとの違い
TikTok(ティックトック)は、主にショート動画専用のプラットフォームです。Instagramのリールと似ているものの、ユーザーの年齢層やニーズに大きな違いがあります。特にTikTokは10代~の若者層に人気で、投稿内容もネットミーム(ネットで有名なネタ)やおもしろ動画系が多いのが特徴です。YouTubeショート違い
長尺動画がメインのYouTubeにも、ショート丈・縦長のYouTubeショート機能があります。かなり似ている機能ですが、YouTubeの方は教育系やゲーム実況、エンタメ系などがメイン。Instagramのブランディングやビジュアル訴求よりも、TikTokと同じようなカジュアル投稿が多いのが特徴です。Instagramのリールを使った方が良い3つの理由

1:フィード投稿よりもエンゲージメントが高い
Instagramのリール投稿は、フィード投稿よりもエンゲージメントが上昇しているのが大きなメリットです。リールは発見タブや専用のリールタブなど、さまざまな場所で優先的に表示されるため、フォロワー以外のユーザーにもリーチしやすくなっています。 静止画中心のフィード投稿に比べて、動画であるリールはユーザーの目を引きやすく、表示される頻度も高い傾向です。上記によって、いいねやコメント、シェアなどのアクションが増えやすく、投稿の影響力や拡散力がアップします。 Instagramのアルゴリズムもリールを優遇しているため、効果的に活用することで新規フォロワー獲得やブランド認知度向上に繋がるでしょう。2:投稿がバズる可能性が高い
Instagramのリールは、動画の視聴時間やエンゲージメントが高ければ、フォロワー数に関係なく投稿が大きく伸びる可能性があるのが大きな魅力です。 リールはアルゴリズムによって、フォロワー以外のユーザーにも積極的に表示される仕組みになっており、発見タブやおすすめ投稿などで多くの人の目に触れるチャンスがあります。 そのため、フォロワー数が少ないアカウントでも、内容次第で再生回数やリーチ数がフォロワー数を大きく上回ることも珍しくありません。一方で、フィード投稿は主に既存フォロワーへの情報発信が中心で、フォロワー外へのリーチは限定的です。 リールを活用すれば、より多くの新規ユーザーにアプローチでき、アカウントの成長や認知拡大につなげやすくなります。3:動画素材を別のSNSに横展開できる
現在、SNS全体でショート動画がトレンドとなっており、Instagramリール用に撮影した動画素材を他のSNSにも横展開できるのが大きなメリットです。Instagramではリールを作成した後、そのままFacebookへクロスポストできる機能が用意されているほか、動画データをダウンロードしてX(旧Twitter)やTikTok、YouTubeショートにも簡単に投稿できます。 ひとつの動画素材を複数のプラットフォームで活用でき、制作コストを抑えつつ多くのユーザーにリーチすることが可能です。さらに、各SNSの特性やユーザー層に合わせて編集やアレンジを加えることで、それぞれのプラットフォームで最適なアプローチができるのもポイント。 SNSごとに動画を作り直す手間が省けるため、効率的かつ効果的に自分やブランドの露出を増やせます。Instagramのリール投稿で勝てる3つのコツ

冒頭1秒が要
もっとも重要なポイントが、冒頭の1秒間が勝負だという点です。Instagramのアリゴリズムは視聴維持率を重視するため、どれだけ最初に興味を持たせ引き込めるかがカギとなります。 たとえば「この巨大ケーキが○円で食べれちゃう!?」「ガサガサ乾燥肌からモチモチ美肌になった理由」など、魅力的なタイトルや画像が差し込まれているのがポイント。 視覚や言葉で瞬時に「気になる」「続きをみたい」と思わせる演出が必要です。無音でも「伝わる」動画にする
動画は音ありきだと思われがちですが、実は無音で視聴しているユーザーも多くいます。公共の場でイヤホンを忘れたときや音を出せない状況、ながら見や集中したいときなど理由はさまざまです。 そのため、無音でも伝わるようにテロップや付随した情報を記載するのがベター。また、トレンドのBGMを使う、トレンドのハッシュタグを使うことでも発見タブの露出が増えます。コメント誘導で滞在時間を増やす
最後のポイントは、滞在時間を増やす戦略をとることです。さきほども紹介したように、Instagramのアリゴリズムは滞在時間で露出の量が大きく変化します。そのため、コメントなどへ誘導して滞在時間を伸ばしましょう。 具体的には「あなたならどっち?」「どれが好き?」など、動画の最後に問いかけを行うのが最近のスタイル。ほかにも、動画をループさせるような作りにしたり、ループに気づかないような高度な編集もおすすめです。具体的な企業インスタの運用施策

データ分析で勝ちパターンを把握する
リールの投稿後は、必ず再生数・保存数・完了率などの数値をチェックしましょう。また、伸びた(人気の・バズった)動画の構成や音源、長さなどを分析し次に生かすとよいでしょう。 特に保存数が多い動画ほど価値がある情報として判断されやすいため、必然的にアリゴリズムに組み込まれやすくなります。UGC(ユーザー生成コンテンツ)で交流を活発に
UGCとは一般ユーザーによる投稿のことで、「生の声」「リアルな声」としてマーケティングでは重要な役割を果たします。そのUGCをリポストしたり動画に組み込むなど活用することで、信頼感をアップさせる狙いです。 また企業ハッシュタグ「#○○チャレンジ」「#○○との思い出」などの参加企画で、ファンとの交流を増やすのもよいでしょう。実際にGUやりくろーおじさんなどでは「共感型コンテンツ」を展開しています。ためになる・学べる・価値になる動画を作る
エンタメ系や面白系の動画は、その一瞬は笑えますが、ずっと心に残ることは少ないものです。しかし、ふと見た豆知識や勉強系コンテンツは「あ、そういえば」と思い出すことはありませんか?このように、ユーザーにとって「ためになる・学べる・価値になる」動画は、忘れないために保存されやすく再度視聴されやすい傾向です。 そこで、商品の使い方や豆知識を伝えたり、専門性や開発者インタビューを発信するのが企業アカウントの強みになります。学びや専門性があれば、企業としての信頼感向上やブランディング構築にも一役買ってくれるでしょう。Instagram運用のNG行為2選

TikTokなどのマークが残った動画を投稿する
Instagramでは、TikTokなど他のプラットフォームのウォーターマーク(透かし)が残った動画をリールやフィードに投稿すると、アルゴリズムによって冷遇され、表示回数が大幅に減少する仕組みになっています。Instagramが独自性やオリジナルコンテンツを重視しているためであり、他サービスのロゴやマークが付いたままの動画は制限がかかるためです。 結果として、多くのユーザーの目に触れる機会が減り、フォロワーの増加やエンゲージメントの獲得が難しくなるため、必ずウォーターマークを除去してから投稿することが重要です。過剰にいいねやフォローをする
Instagramでフォロワーを増やすために過剰に「いいね」や「フォロー」を繰り返すと、アカウントがスパム行為とみなされ、利用制限がかかるリスクがあります。特に短時間で大量のアクションを行うと、アルゴリズムが自動的に不自然な行動と判断し、一時的な機能停止やアクションブロック、最悪の場合はアカウントの凍結につながることもあります。 Instagramは安全なプラットフォーム維持のため具体的な上限数を公表していませんが、1時間に50件以上、1日に数百件以上の「いいね」や「フォロー」を行うと制限がかかるケースが多い傾向です。 アカウントの信頼性を保ち、長期的に運用するためにも、一度に多くの「いいね」や「フォロー」を行うことは避け、自然なペースでの利用を心がけましょう。まとめ
