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印象がガラリと変わる!Instagram・YouTubeで使える有名・人気フォント一覧

ロゴやサムネイル、テロップなどを作成する上でどのフォントを使うのか、常に頭を悩ませる問題です。フォントによって印象は変わり、ひいてはイメージ戦略も変わってしまいます。

今回は魅せる「フォント」について、Webサイトはもちろん、InstagramやYouTubeなどのSNSでよく使われるフォントや人気フォントを紹介します。

よく使われる&人気のフォント一覧

本章では、WebサイトやSNSでよく使われる人気のフォントを9選紹介します。

ヒラギノ角ゴシック

ヒラギノ角ゴシックは、日本語の定番ゴシック体フォントで、Apple製品にも標準搭載されている洗練された書体です。角ばったシャープな印象があり、視認性が高く、雑誌やポスター、映像の字幕など幅広い分野で使われています。

クセが少なく、どんな場面にもなじみやすいのが特長で、ウエイト(太さ)は細字から極太まで幅広く選べます。長文にも向いていて、読みやすさに配慮されたユニバーサルデザイン版も存在。Windowsでは標準搭載されていませんが、購入やAdobe Fontsを通じて利用可能です。

Noto Sans

Noto Sansは、GoogleとAdobeが共同開発した多言語対応のゴシック体フォントで、世界中の言語を「豆腐(□)」なしで表示することを目指して作られました。日本語版は「Noto Sans JP」や「源ノ角ゴシック(Source Han Sans)」として知られ、視認性が高く、クセの少ないデザインが特徴です。

ウェイト(太さ)は豊富で、バリアブルフォントにも対応しており、WebやアプリのUI、資料作成など幅広い用途に使われています。SILオープンフォントライセンスで公開されているため、商用利用も可能で導入しやすく、AndroidやSlackなど多くのサービスでも採用されています。読みやすさと汎用性を兼ね備えた、安心感のあるフォントと言えるでしょう。

Noto Serif

Noto Serifは、GoogleとAdobeが共同開発した多言語対応の明朝体フォントで、Noto Sansのセリフ(ひげ)付きバージョンです。日本語版は「Noto Serif JP」や「源ノ明朝」として知られ、ひらがな・カタカナ・漢字・アルファベットなどを美しく表示できるよう設計されています。

視認性と可読性に優れており、縦組みの文章や長文にも適しているため、書籍や資料、Webコンテンツなど幅広い用途で活躍します。7段階のウェイトが用意されていて、見出しから本文まで柔軟に使い分け可能。SIL Open Font Licenseで提供されているため、商用利用もOKで、Google FontsやAdobe Fontsから無料で導入できます。洗練された印象と読みやすさを両立した、信頼感のあるフォントです。

Roboto

Robotoは、Googleが2011年にAndroid向けに開発したネオグロテスク系のサンセリフ体フォント。現代的でありながら親しみやすさも兼ね備えたデザインが特徴です。機械的な骨格を持ちつつも、曲線には柔らかさがあり、自然な読みやすさを意識して設計されています。Material Designの推奨フォントとしても採用されており、AndroidやChrome OS、Googleの各種サービス(Google Maps、YouTubeなど)で広く使われています。

ウェイトはThinからBlackまで豊富で、CondensedやMonoなどのバリエーションも展開されており、WebやアプリのUI、資料作成、動画字幕など多様な用途に対応可能。オープンソースライセンスで提供されているため、Google FontsやAdobe Fontsから無料で利用でき、商用利用もOKです。

ヒラギノ角ゴシックW9

ヒラギノ角ゴシックW9は、ヒラギノ角ゴシリーズの中で最も太いウエイトを持つ書体で、力強くインパクトのある表現に適しています。YouTubeでもよく使われているフォントの1つです。現代的な明るさとオーソドックスな安定感を両立したデザインになっています。

見出しやポスター、映像のテロップなど、視認性と存在感が求められる場面で特に効果を発揮します。また、ヒラギノ明朝との組み合わせも考慮されているため、異なる書体を使ったレイアウトでも統一感が出しやすいのが魅力です。

けいふぉんと

アニメ「けいおん!」のロゴタイプから着想を得て作られたポップでかわいい日本語フリーフォントです。ひらがな・カタカナを中心に、手書き風の柔らかいデザインが特徴で、明るく弾けるような雰囲気を演出できます。こちらもYouTubeでよく利用されています。

教育漢字や英数字も収録されており、ロゴやタイトル、動画のテロップなどで視認性とインパクトを両立したい場面にぴったり。TrueType形式で、Windows・Mac両対応。商用利用も可能で、Apache License 2.0のもと無料で使えます。

ラノベPOP

「ラノベPOP」は、ライトノベルのタイトルロゴにぴったりなポップで弾ける雰囲気の日本語フリーフォントです。マジックペンで勢いよく書いたような手書き風のニュアンスがあり、ひらがな・カタカナ・漢字・英数字まで幅広く収録されています。

同人誌やYouTubeのテロップ、スーパーのチラシなどのデザインに最適で、文字に大小や斜め配置を加えるとよりラノベっぽさが際立ちます。商用・非商用問わず無料で使えるうえ、OpenType形式でWindows・Mac両対応。最新版「ラノベPOP v2」はBOOTHからダウンロード可能で、約10,000字を収録し、プログラムへの埋め込みも可能です。

はちまるポップ

「はちまるポップ」は、1980年代に流行した丸文字をベースに、現代風にアレンジされた手書き風のポップ体フォントです。丸みのある柔らかいデザインが特徴で、少女漫画やレトロ雑誌のような懐かしさと、今っぽいかわいさを両立しています。

子ども向けや女性向けにもぴったりで、Instagramなどのリールに活躍できそうです。SIL Open Font Licenseで提供されているため、商用利用もOKで、Google FontsやAdobe Fontsから無料でダウンロードできます。

ふい字

「ふい字」は、ボールペンで手書きしたような雰囲気を持つ日本語のフリーフォントです。細すぎず太すぎない絶妙な線の太さで、女性的でやわらかい印象を与えつつ、汎用性も高く、長年にわたって多くの人に愛用されています。

特にInstagramでの利用や、VLOG風のおしゃれコンテンツにぴったり。TrueType形式でWindows・Mac両対応、商用利用も可能で、配布元「ふい字置き場」から無料でダウンロードできます。

フォント選びのポイント

フォントを選ぶときは、見た目の好みだけではなく、目的や媒体、視認性(見えやすさ)などを考慮しなければなりません。ここでは、選び方のポイントを簡単に紹介します。

目的や媒体に合っているか

まずは「長文を伝えるのか」「短文でインパクトを与えるのか」によっても、フォント選びは重要です。たとえば、長文にも関わらず、手書き文字風だと読み手は疲れてしまいます。一方、教科書のようなフォントで短文のインパクトは出せません。まずは、どのような目的なのかを考えましょう。

また、媒体によってもさまざま。Webサイト(企業のコーポレートサイト)をはじめ、SNSなどのInstagram・YouTube・TikTok・X(旧Twitter)などそれぞれに特色があります。

イメージを考慮して選別できているか

こちらの2つの文字を比較してみましょう。

上記は、少女漫画のヴェルサイユの薔薇の雰囲気ですね。一方、下記は心霊系やアンダーグラウンドの雰囲気を醸し出しています。

このように、自分が「魅せたい」イメージを考慮して、フォント選別をするのがポイントです。

商用利用の可否やライセンス

最後は、商用利用ができるかできないか、ライセンスの問題です。特にライセンスを取らずに勝手に利用すると、著作権侵害や損害賠償請求などの問題に発展します。一度でも問題になれば、信用やブランド価値が低下し、炎上や契約解除などに陥るでしょう。

また、すべての制作物の差し替えの手間やコスト、収益化の停止など、さまざまな問題が発生します。そのため、必ず商用利用の可否やライセンスの確認を行うことがポイントです。

まとめ

人気フォントや定番フォントは、読みやすさだけでなくデザイン性や使用シーンに応じた選び方がポイントです。商用利用の可否やライセンス、Webや媒体との相性も考慮しながら、目的に合ったフォント選びを行いましょう。

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