リスティング広告のメリットとデメリット+運用で成果を上げるためのポイント
ウェブ広告にはいくつも種類があります。例えば下記のような広告がありますよね。
・ブログやまとめサイトなどでよく見るディスプレイバナー広告。
・SNS上で展開されていることが多い、ユーザーから見て広告のようにあまり感じないネイティブ、インフィード広告。
・Youtubeなどの動画媒体やSNSに多い、CMのような動画広告。
そんな数多くのウェブ広告のなかでも、目的を明確に持ったユーザーにアプローチできるのが、
今回のお題である、GoogleやYahoo!検索の検索結果に合わせて表示される「リスティング広告」です。
ただ、ひとえにリスティング広告といっても
「聞いたことはあるけどよくわからない。インターネット上の広告のこと?」のように、
どういった広告の事なのか詳しいことはわからない。という方も多いのではないでしょうか。
運用で成果を上げるためのポイント
目次
リスティング広告とは?
リスティング広告とは、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで検索した際に、その検索結果に対して表示される広告のことです。 ユーザーが検索したキーワードと関連性の高い広告が掲載されるため、購買意欲の高いユーザーに対して広告を掲載、PRすることが可能です。 上記の事から、リスティング広告出稿には下記のような目的を持った企業さまや、業態の企業さまにおすすめします。 ・ブランディングしたいわけではない ・今すぐ成果を上げたい ・見込み客へアプローチしたい ・「エアコン修理」「トイレ詰まり」「鍵をなくした」のような急なトラブル対応の業態 ・その他ほんとにいっぱいあります・・・ こういったことから、スグに成果を上げたい。目的を明確に持ったユーザーにアプローチしたい場合にオススメのウェブ広告が、リスティング広告なのです。 確実に集客数を増やし、見込み客へ的確にアプローチしたい場合、即効性のあるリスティング広告が間違いなくおススメです! 例えばGoogleで『美容室』と検索すると、検索結果の上部と下部に美容室に関連する広告が表示されます。 ということは、美容室に興味を持っているユーザーにだけ、目立つ箇所に広告として表示することができるという訳です。 また、出稿期間や予算、広告を表示させたいエリアなど、 すべて広告主・運用者側で決定できるため、手軽に始められることもポイントです。 さらに、広告がクリックされた分だけ費用が発生するため、無駄なコストがかかりません。 下記は、「Googleアドワーズ」「Yahoo!プロモーション広告」で、PCとスマホそれぞれの端末で検索した際の実際の広告表示例になります。 検索キーワードと関連性が高い広告になるので目標達成率が高く、検索結果上部に表示されることからクリックのされやすさが特徴です。
リスティング広告のメリットとは
リスティング広告はメリットだけという訳ではありません。デメリットもあります。 まずは、リスティング広告を利用した場合のメリットを見ていきましょう。見込み客にアピールができる
見込み客の可能性が高い、優良なユーザーへ広告を表示します。 見込み客とは、ある商品やサービスを買う可能性のある。または強い興味関心をもっている人の事を指します。 リスティング広告の一番のメリットは、この“見込み客へアピールできる”点です。 目的をもって検索するという行為は、その検索ワードについて知りたいという気持ちが引き起こす能動的な行動です。 そういったユーザーに関連性の高い情報を見せることができれば、広告効果が高くなるということは想像できますよね。 例えば、 「ランチ」というワードで検索する人は、ランチできるお店を探している人がほとんどです。 そういったユーザーに「ランチ」のできるお店の広告を検索結果の目立つところに表示させるとどうでしょう。 クリックされる確率は高く、来店につながる可能性も高くなります。 こんな風に、見込み客の可能性が高いユーザーにのみ広告を表示することができる。 というのはリスティング広告を運用する大きなメリットの一つです。低予算からスタート可能
クリックされて初めて費用が発生する「クリック課金型」だから低リスク。 リスティング広告は、クリックされて初めて費用が発生する「クリック課金型」のインターネット広告です。広告が表示されるだけでは費用は発生しません。 そのため、いきなり大きな広告予算が必要という訳ではなく、余計なリスクをかけずに低予算からスタートすることができます。広告掲載まで早い
広告掲載がスグにできる。 リスティング広告は出稿が決まってから審査~掲載までの時間が早く、出稿さえ決まってしまえば数日以内に掲載が可能です。 ※掲載不可能な業種もあります。詳しくはお問い合わせください。成果が見える
リアルタイムで成果も見える。 広告掲載が始まるとスグに管理画面上に結果が反映され、成果が見えるようになっています。 費用はどれくらいかかり、何回クリックされたか、どんなキーワードで検索しているのか、など様々なデータが確認でき、費用対効果もみえやすくなっています。 きちんと設定していれば目標到達まで至った数字も、管理画面から確認ができます。リスティング広告のデメリットとは
メリットだけを見ると良い事しかないように思えるリスティング広告にも、数少ないデメリットがあります。 続いてリスティング広告を運用する上での、デメリットを見ていきましょう。認知拡大目的とは相性が悪い
ブランディング・認知拡大目的とは相性が悪い。 リスティング広告は、目的を明確に持ったユーザーとは相性が良いのですが、 逆に“興味・関心のないユーザー”に“興味・関心を持ってもらいたい”場合には、相性が悪いウェブ広告なんです。 ウェブ広告でブランディングしたい、認知度を上げたいという場合は、ディスプレイバナー広告やSNS広告をオススメします。運用の手間がかかる
出稿・運用管理の手間がかかる。 キーワードの調整や広告作成など細かいターゲティングが可能な分、運用を続け成果を上げていくにはそれなりの手間がかかります。 競合が多い業種の場合、ライバル達よりも成果を上げるためには、 短期間で見ず長期的目線でPDCAサイクルを回し続け、努力を惜しまないように運用しなければいけません。効果を上げるための4つのポイント
リスティング広告は、ただ単に広告掲載を始めただけでは成果が上がりません。いくつものポイントを抑えることによって、より高い効果を得ることができます。 ここではいくつもあるポイントの中から、特に重要と考えられるポイントを3つ紹介します。