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どんな種類のホームページを作る?まずは目的を決めましょう

どんな種類のホームページを作る

ホームページと一言で言っても様々な種類があります。
コーポレートサイトやサービスサイト、求人サイト、オウンドメディア、ブログなど。
それぞれ違う目的があるため種類が豊富です。
企業様の場合、単に「ホームページを作りたい・リニューアルをしたい」というご要望の多くは、自社のコーポレートサイトを作りたい(作り変えたい)という事ですが、本当にコーポレートサイトを作るべきなのかを、一度考えた方が無駄なコストを省けることがあります。

ターゲットと目的で、作るホームページの種類を決める

閲覧する人に欲しい情報を与えられるように、ターゲットの選定や目的に合ったホームページを作らなければ、あまり意味のないホームページになってしまいます。
よく考えずに、思いつくコンテンツを次々と盛り込んだホームページを作ってしまうと、今度は管理や更新自体が行なえなくなり、作成にかけたコストが無駄になる場合もあります。
そのようなことが起きないように、ターゲットと目的を決めてからホームページを作るようにしましょう。

ホームページを見てもらいたい人(ターゲット)は誰?

ホームページを見てもらいたい人はどんな人でしょうか。
簡単に区分すると、下記の4点をまずは決めておく必要があります。

  • 性別
  • 年齢層
  • 地域
  • 現在の仕事

マーケティングの分野では、これをさらに詳しく設定する「ペルソナ設定」があります。
上記に加えて

  • 役職
  • インターネットを使う時間帯
  • 最終学歴
  • 収入
  • 趣味や興味の対象
  • 悩み
  • これからの目標

など、他にも必要と思われる情報を設定し、ターゲットの設定に役立てます。
果たして、このペルソナが日本または世界にどれだけいるのか。
このペルソナに興味をもってもらうためにはどうしたらよいのか。
ターゲットを明確にすることで、取り組むべきことも見えてくるはずです。

ホームページでアナタは何を得たいのでしょうか?

明確な目的を決めることで、どんなホームページにするべきかを決められます。
目的=ホームページで何を得たいかです。
ここにも様々な目的が存在します。

  • 認知拡大
  • 商品販売
  • 求人応募
  • 実店舗への来店客
  • 利便性の向上
  • 収入を増やしたい
  • 人件費の削減
  • 時間の効率化
  • アクセス数の増加
  • 注文・予約・資料請求・問い合わせ数の増加
  • 顧客リスト獲得
  • ユーザーの囲い込み

などなど、あなたが何を得たいのかを明確にしてみましょう。

ホームページの種類はこんなにたくさん!

ここまでで決めた「ターゲット」と「目的」に合致するホームページは、はじめに想像していたホームページの種類になるでしょうか。
もしかしたら、それよりも先にサービスサイトまたはブログ、オウンドメディアが必要なのかもしれません。
下記には様々なホームページの種類を記載しています。
他にもこれから新しい種類が増えてくる可能性もあります。
さて、あなたが作るべきホームページは下記のどれになるでしょう。

コーポレートサイト(会社案内サイト)

コーポレートサイトとは、会社案内として利用するもので、閲覧してくれた方に会社を知ってもらう事が大きな目的となります。
そのため、必要となるページは会社概要や理念、事業内容などが主なページとなり、顧客や取引先企業に対して「良い企業イメージ」を持ってもらう必要があります。このイメージを増幅させるために「ブログでの情報伝達」や「SNSでのコミュニケーション」をコンテンツとして利用する事もあり、さまざまな規模のコーポレートサイトが存在します。

店舗サイト

コーポレートサイトとよく似た形態になりますが、店舗サイトは名前の通り、お店のためのホームページになります。飲食店や美容室など、実際にお店が存在する事に大きな違いがあり、店舗サイトを通じて実際に来店してもらう事を大きな目的としています。そのため、興味づけや認知拡大を狙うための「ブログ」「SNS」をコンテンツとして用意し、SNS連動等でホームページ自体に活気を与える取り組みも行われます。

サービスサイト(事業サイト)

自社で扱っている商品やサービスを、ターゲットとする方に認知してもらうことが大きな目的となり、会社全体ではなく商品もしくはサービスに特化するホームページのため、閲覧者に訴求しやすいつくりのものとなります。
主な内容はサービスの紹介や特徴、お客様の声、導入のメリットなどになり、目的がはっきりとしていて、情報を伝えやすいものになります。

ブランドサイト

ブランド自体のイメージを向上させるためのホームページになります。商品単体やサービスを訴求するものとは違い、商品やサービスのブランド単位で作成されているため、伝えることはブランド自体のコンセプトや取り組み、サポート情報などになり、ブランドの理解を深めてもらえるような内容が理想的です。また、コーポレートサイトや店舗サイトでは、ブランドイメージや詳細を伝えることが難しいため、これらとは別で用意されることが多いです。ブランド化させる取り組みは「地域」などでも行われており「ファンの確保」「競合との差別化」「信頼性の向上」などの効果を狙ったホームページとなります。

リクルートサイト(求人サイト)

ターゲットとする求職者に対して、会社のことを知ってもらう事が大きな目的のホームページになります。多くの企業は大手求人サイトやハローワークを利用して求人募集を行いますが、それだけでは伝えられない情報を掲載することが多く、社員の声や社内イベント、それぞれの想いなどを閲覧することができます。また、コーポレートサイトや店舗サイトに求人に関する情報を掲載することがありますが、求職者が知りたいのは、外から見た会社やお店のことだけではありません。そのため、実際に働く人たちの声を掲載することはとても重要であり、働く場所がどんなところなのかを前もって知ることができるように、社内風景等を掲載するのはとても意味のある事になります。SNSやブログを使ったアプローチも多く見られるホームページになります。

ランディングページ(LPサイト)

ランディングの意味は「着陸・着地」になります。クッションページや略してLPとも呼ばれ、1ページのみで構成されたホームページのことです。
内容が1ページに収められているものとなるため、単体でSEO上位表示を狙うのはとても難しく、多くの場合がリスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告などの広告からの着地点として利用されます。広告を経由して閲覧するため、既に商品やサービスに対して興味のある方(見込顧客)がターゲットとなります。そのため、深く訴求を行う必要があり、導入のメリット、導入事例紹介、導入までの流れ、お客様の声、よくある質問などを掲載することが多いです。最終的には閲覧者に「購入・お問い合わせ」などのアクションを行ってもらえるように、理解しやすく、導入後の未来を想像しやすい構成が必要となります。

ECサイト・オンラインショップ(通販サイト)

ECとはElectronic Commerce(エレクトロニックコマース)の略で、電子商取引というインターネット上で商品やサービスを売買することを言います。
インターネット上で決済を行うことができるため、国内だけではなく海外に対しても販売することが可能になります。簡単に購入していただくために、クレジットカード決済や代引きの選択、カート機能、自動返信メールなどの機能をつけることが多いです。さらに、リピートして利用してもらえるように、会員登録や購入時にポイントを付与する取り組みも行なわれています。他社と同じ商品を扱っている場合、ユーザーは比較をして購入するため、商品の見せ方やビジュアルデザイン、商品に対するクチコミがとても重要となります。

ポータルサイト

ポータルサイトとは、インターネットで検索する人たちの入り口となるホームページの事を指します。
Yahooもポータルサイトの一つです。ニュースや広告などのあらゆる情報がこのポータルサイト上に掲載され、クリックすることでそれぞれのページで内容を閲覧できるようにしています。ニュース記事であれば掲載元であるページも紹介されていたり、ランキング形式で紹介されています。さらにカテゴリーを絞った、大手グルメ系ポータルサイトなどもあり、ポータルサイトを運営することで多くの広告収入や掲載料金を得ることができます。もちろん、アクセス数が少なくなれば自然と収入は減ってしまうため、これから作成する場合は、どれだけの情報を低コストで集められるか、ニッチなジャンルだけれども確実にこれから伸びる業界や安定したアクセスが見込めるジャンルを選定する必要があります。大きなコストと時間が必要となるため、慎重に進めなければいけません。

オウンドメディア

日本国内では企業が運営するウェブマガジンがオウンドメディアにあたります。近年SNSが普及し、ソーシャルメディアマーケティングが企業の取り組みの一つとなったため、新しいマーケティング手法の一つとしてオウンドメディアは利用されています。
コーポレートサイトでは伝えられない「鮮度のある、生きた自社の情報」を伝えることができるようにし、これまで企業内で培ってきた情報やノウハウをホームページを通じてユーザーに提供することで、ファンの獲得や認知拡大、ブランドイメージの向上、企業イメージの向上などを狙うことができます。また、情報を次々と発信するため、SEOの面でも効果的に利用することができます。

特設サイト・プロモーションサイト

新商品、映画の告知、キャンペーン、イベントなどを、サービスサイトやコーポレートサイト以外で行うホームページの事を言います。多くの方に認知してもらう必要があり、リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告等を利用して閲覧してもらう方法がよくとられています。また、認知拡大を狙って積極的にSNSを活用したキャンペーン告知方法を行う場合が多く、ゲーム性をもたせたものや、動きのあるデザインが多く見られます。公開期間は短期間となり、一気に認知させるために様々な手法がとられています。

ブログ

管理画面の付いた無料のブログサービス(アメーバブログやFC2、Yahoo!ブログなど)も多く、一般の方でも利用しやすいブログサイトは、情報を次々と手軽にアップすることができるため、多くの企業でもアフィリエイターでもSEO面で利用されています。
しかし、無料のブログサービスは、サービス終了と共に全ての情報がなくなるというリスクがあるため、長期間でアクセス数を狙う場合は、独自ドメイン+自社サーバー/レンタルサーバーで運営する必要があります。

最後は、細かな内容を決めましょう

目的×ターゲットでホームページの種類を決めることができました。
これで目的に合ったホームページにすることができますが、
どんなコンテンツが必要かを決めなくてはいけません。
例えば求人サイトの場合、

  • 見る人はどんな心境でページを見ているのか
  • どんな情報を閲覧したいか
  • どんな見せ方が安心感・信頼感を生むか
  • ホームページ内にブログ機能は必要か

などなど、決めることはたくさんあります。
さらに、内容の更新担当者を決め、しっかりとした構成を決定し、本当の目的にマッチするホームページで集客・アクセスアップ・認知拡大・ユーザーの囲い込みを実現しましょう。

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